24日、東京競馬場で行われたフローラS(3歳・牝・GII・芝2000m)は、4番手に付けた田辺裕信騎手騎乗の5番人気エリカヴィータ(牝3、美浦・国枝栄厩舎)が、直線で馬の間から伸びると、単騎で逃げた4番人気パーソナルハイ(牝3、栗東・矢作芳人厩舎)をゴール前で差し切って、これに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分00秒4(良)。

　さらにハナ差の3着に9番人気シンシアウィッシュ(牝3、栗東・吉村圭司厩舎)が入った。なお、3番人気ルージュエヴァイユ(牝3、美浦・黒岩陽一厩舎)は5着、2番人気ラスール(牝3、美浦・宮田敬介厩舎)は6着、1番人気ルージュスティリア(牝3、栗東・藤原英昭厩舎)は15着に終わった。

　勝ったエリカヴィータは、父キングカメハメハ、母マルシアーノ、その父フジキセキという血統。フェアリーS・10着から巻き返して重賞初制覇を果たした。

　2着までに入ったエリカヴィータとパーソナルハイは、オークスの優先出走権を獲得した。

＜フローラSダイジェスト＞

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