26日、イギリス・
アスコット競馬場が6月に行われる
ロイヤルアスコット開催の登録馬を発表。開催2日目となる6月15日の
プリンスオブウェールズS(英G1)の登録馬は21頭。名だたる強豪馬の中に日本馬
シャフリヤール(牡4、栗東・
藤原英昭厩舎)も名前を連ねており、ウィ
リアムヒルやラドブロークス、
コーラルなど複数の大手ブックメーカーで1番人気に推されている。
シャフリヤールは
父ディープインパクト、
母ドバイマジェスティ、母の父
Essence of Dubai。全兄に2017年の
皐月賞と2019年の
大阪杯を勝利した
アルアインがいる血統。
2020年に京都競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。昨年の東京優駿では直線一気の末脚を炸裂させ、後の
年度代表馬エフフォーリアをハナ差差し切り「
日本ダービー馬」の栄光を掴んだ。今年の始動戦はドバイで行われた
ドバイシーマクラシック。2021年
BCターフ覇者ユビアーの猛追を退け、
日本ダービー馬として初めて海外G1を制する偉業を達成している。
プリンスオブウェールズSには
シャフリヤールのほか、デビューから6戦無敗かつG1連勝中の
バーイード、昨年のサウジCやドバイシーマCを制するなど万能的に活躍している
ミシュリフ、前走
ドバイターフで
パンサラッサとの1着同着で連覇を果たした
ロードノース、昨年の英ダービー馬
アダイヤー、昨年の英チャンピオンS覇者
シリウェイ、2020年英チャンピオンS勝ち馬アデイブなどが登録されている。