2年目の
永島まなみ騎手(19)=栗東・高橋康=が、先週の日曜福島で自身初の一日2勝を挙げた。7Rの
チャーミングアクト、12Rの
ハクサンハーバーで連勝。ともに飯田雄師の管理馬で、師のJRA通算300勝にも貢献した。
「厩舎の方に『ありがとう、おめでとう』と言っていただけました」と笑顔のまなみ。「馬の力に助けられた部分もあります」と謙遜するが、騎手としての手応えも実感しているに違いない。
理想の騎乗フォームを追求するため、21年の秋頃から
武豊が
プロデュースする「テイクフィジカルコンディショニングジム」でトレーニングを開始した。「膝を絞り過ぎる部分があったのを、少し開き気味に。普段からトレーナーさんに見ていただいていて、馬の上で安定感は出てきたと思う」。肉体改造の成果も現れており、「いろんな方から、『がっちりしてきたね』と言っていただけます」と誇らしそうに笑った。
22年は既に3勝と、順調なら21年の7勝を上回るペースだ。今週も福島での騎乗。「この流れで結果を出していきたい」と力を込めた。貪欲に勝ち星を積み重ね、2年目の飛躍を狙う。(デイリースポーツ・島田敬将)
提供:デイリースポーツ