ブービー17番人気で07年NHKマイルCを制した
ピンクカメオが死んだことが明らかになった。29日、JRAが発表した。18歳だった。同馬は、現役引退後北海道の社台
ファームで繁殖牝馬としてけい養。14日に
ブラックタイドの牡馬を出産した直後に体調不良に陥り、28日に起立不能となり、死亡が確認された。
同
ファームの東礼治郎場長は「1歳3月から育成に来て以来、繁殖牝馬となってからもずっと金子オーナーの所有馬として当牧場で預からせていただいていました。素直で丈夫で扱いに全く苦労することはありませんでしたので、突然の別れにスタッフ一同驚き、そして悲しんでいます。
G1馬としてこれからも当牧場で長生きしてほしかっただけに残念でなりません。遺(のこ)された血をつなぎ、いつか
ピンクカメオのようなG1を勝てる馬を育てることが最大の供養だと思いますので、これからも精進していきます。どうか安らかに眠ってほしいと思います。これだけの名馬を預けてくださった金子オーナーにも、厚く御礼を申し上げたいです。ありがとうございました」とコメントした。
提供:デイリースポーツ