5月8日(日)に東京競馬場で行われる第27回
NHKマイルC(GI)に出走予定の
セリフォス(牡3、栗東・
中内田充正厩舎)について、共同会見での
中内田充正調教師のコメントは以下の通り。
「(前走の
朝日杯FSは)ゲートでちょっとモタついて、ポジションを取りに行ったら、思った以上に馬が力んでしまって、終いの伸びを欠いたと思いますが、馬は頑張ってくれたと思います。
前走後に少し疲れが出て、しんどいところを見せていたので、時間をじっくり取りました。馬の体調と様子を見ながら進めてきて、
NHKマイルCを使うことになりました。
(1週前追い切りは)ジョッキーの感触も良かったですし、見ていた感じも良かったので、十分動けていたのではないかと思います。
今朝は、単走で、Cウッドコースを5ハロンだけ、サッと整える程度で終えています。このクラスの走る馬なので、そのくらいの時計(1ハロン11秒5)では走れているのではないかと思います。体を良く見せていますし、2歳から3歳になった体の変化は見られています。
距離に関しては一番得意なところだと思いますし、東京コースは初めてですが、左回りに関しても不安はないです。
(多頭数は)前走で経験していますが、休み明けで、競馬勘など未知の部分が多いので、それがどちらへ出るのかなと思っています。
コ
ロナ禍の中、落ち着き始めているところで、お客さんの前で走れるのは関係者としては嬉しいですし、馬にとっては初めてのことになるかもしれませんが、それも含めて良い経験になってくれればと思います。
ダイワメジャー産駒らしく前向きさもありますし、
パワーも備えていますので、そのあたりが強みだと思っています。
3歳になって、ひとつ成長した
セリフォスの姿を、テレビ越しでもライブでも応援してもらえればと思っています。応援よろしくお願いします」
(取材:山本直)
ラジオNIKKEI