競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。
毎年出演させていただいているグリーンチャンネルの「POGドラフト会議」の収録が先日終わりました。もう1週あれば2歳の追い切りも活発になるのに…とか、その翌日また別のいい話を聞いたりと情報は更新されていくのですが、とりあえず現時点ではいい指名ができたと思います。5月22日に初回放送となりますので、ぜひともオンエアをご覧いただければ。もちろん情報もどんどん
アップデートしていくつもりですので、こちらのブログもぜひともチェックしてください。
中舘師にPOGの取材をすると「これは早い時期から楽しめそう」とおすすめしてくれたのが
クラックオブドーン(牡、父
サトノクラウン、
母クラックシード)。「
サトノクラウンって重いイメージだったけど、全然そんなことなくて軽さがある。初戦からいい競馬ができると期待しているよ」と上々の評価。6月5日の東京新馬戦(芝1400m)に福永で予定。
アオイテン(牡、父
ロードカナロア、
母ホエールキャプチャ)は「もうゲート試験には合格したけど、そんなに急がせるタイプではないかもね。素質は間違いなく感じるけど、じっくり成長を促してからになるかも」と、東京開催からという感じではなさそうでした。
ニフェーデービル(牡、父
ルーラーシップ、
母チュラカーギー)は「いい馬ですよ。母はダートで活躍したけど、父が
ルーラーシップだし、決めつけずに進めていければ」。
イージーオンミー(牝、
父ダイワメジャー)の
母ビービーバーレルは厩舎に初の重賞タイトルをプレゼントしてくれた馬。「まだこれからの馬だけど、いい馬ですよ。いいスピードを持つ馬になってくれそうです」と話していました。
他厩舎では、快速血統の
コンエネルジア(牡、手塚、父
フランケル、
母レディイヴァンカ)が11日に帰厩。6月11日の東京芝1400mでのデビューを目指す。
ノイジーアプローチ(牡、手塚、父
ドーンアプローチ、
母カタウォール)も東京開催でのデビューを目指して調整中。馬っぷりが目立つ馬で注目しています。
注目の
サクソンウォリアーを父を持つ
アイリッシュパール(牝、
栗田徹、
母ホームカミングクイーン)が美浦に入厩。牝馬の割にむっちりして
ゴムマリのような弾力を感じさせる好馬体。まずはゲート試験合格を目指す。(馬三郎美浦支局・木村)
提供:デイリースポーツ