アイルランドのエイダン・オブライエン師が自身の管理する昨年の英2冠馬キャメロット(牡4、父モンジュー)の復帰プランを明かした。8月2日、英スポーティングライフ紙電子版が報じている。
現在、休養に入っているキャメロットについて、「彼は予定通りにきているし、これまでよりも良くなって戻ってくる」とA・オブライエン師は明言。状態次第としながらも、8月21日の英インターナショナルS(G1、芝2100メートル=ヨーク)、9月7日の愛チャンピオンS(G1、芝2000メートル=レパーズタウン)を復帰戦の候補に挙げた。
また、欧州でその動向が注目されていた同厩舎の超大物キングスバーンズ(牡3、父ガリレオ)についても言及している。昨年2戦2勝でG1レーシングポストトロフィーを快勝した厩舎のエース候補。ブックメーカー各社が今年の英ダービー最有力候補に挙げた逸材だが、順調さを欠いたため、英2000ギニー、英ダービーとも出走を見送っていた。今年ここまで未出走の3歳に「すべて順調だ。素晴らしい動きを見せているし、十分なトレーニングもできている。復帰すれば彼はワクワクさせるだろう」とオブライエン師。今後については8月11日のロイヤルウィップS(G2、芝2000メートル=カラ)での復帰、競馬場でのレース形式の追い切り、愛チャンピオンSへの直行という3つの選択肢を挙げている。愛ダービーで惨敗を喫した英ダービー馬ルーラーオブザワールド(牡3、父ガリレオ)同様、今後が大いに注目される1頭だ。
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