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【さきたま杯レース後コメント】サルサディオーネ矢野貴之騎手ら

ラジオNIKKEI
  • 2022年06月01日(水) 19時09分
6月1日(水)浦和競馬場(曇・良)で行われた第26回さきたま杯(JpnII・ダート1400m)は、好スタートから逃げた5番人気のサルサディオーネ(矢野貴之騎手)が、2番人気のシャマル(川須栄彦騎手)、3番人気のティーズダンク(和田譲治騎手)と直線激しく競り合い、ゴール前で差し返す粘りを見せ、さきたま杯初制覇を果たした。

勝ちタイムは1分25秒3。アタマ差の2着がティーズダンクで、地方所属馬の1・2着となった。2着からアタマ差の3着がシャマル、4着が4番人気のエアスピネル、1番人気のヘリオスは5着に敗れた。

勝ったサルサディオーネ父ゴールドアリュール母サルサクイーン(母の父リンドシェーバー)の8歳牝馬。大井・堀千亜樹調教師の管理馬。通算49戦12勝、重賞は去年の日本テレビ盃(JpnII)以来7勝目。

レース後のコメント
1着 サルサディオーネ(矢野貴之騎手)
「思い切って行くしかないと思っていました。馬は良く踏ん張ってくれて、頭が下がります。1600mでも忙しいイメージで、今回は1400mで、浦和コースで、張り切って行かないとという気持ちでした。溜めて逃げていいタイプではないので、気分良く行かせました。

一回前に出られましたが、差し返してくれた根性に、頭が下がります。この馬には毎年大きいところを勝たせてもらっていて、年齢を重ねてから調整も難しいと思いますが、陣営が良く仕上げてくれて、毎回安心して乗ることができ、ありがたいです」

1着 サルサディオーネ(堀千亜樹調教師)
「初めての1400mはどんなものかと思いましたし、初コースを気にするところがある馬ですが、リラックスしていて、最高のパフォーマンスを見せてくれました。差し返したところは馬に感謝です。今後は、もう一度JBCにトライしてみたいので、それを考えながら進めたいと思います」

2着 ティーズダンク(和田譲治騎手)
「残念でした。ただ、反応が良く、良く伸びてくれました。この条件(浦和の1400m)は本当にいいですね」

3着 シャマル(川須栄彦騎手)
「初めての1400mでしたが、リズム良く、逃げた馬の後ろにつけて、後続を見て追い出しました。いったんは先頭に立ったのですが、勝った馬はしぶとかったです。ただ、この条件の重賞でもしっかり走ることができました」

(取材:大関隼・三浦拓実)

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