「
エプソムC・G3」(12日、東京)
主役は連覇を狙う
ザダル。前走の
ダービー卿CTは10着と大敗したが、トップハンデ58キロに加え、久々の右回りと厳しい条件が重なっただけに、酌量の余地はある。2走前の
京都金杯は最速上がりで一気に突き抜けて快勝。G3では地力上位の存在だけに、得意の府中なら反撃が濃厚だ。
2連勝でオープン入りを決めた
ジャスティンカフェにも注目だ。前走の
湘南Sは直線で大外に持ち出すと上がり3F32秒9の鬼脚を発揮した。3馬身差をつけた豪快な勝ちっぷりから、今後の飛躍が期待される好素材。ここは試金石の一戦になりそうだ。
安田記念を除外され、こちらに回ってきた
タイムトゥヘヴン。2走前の
ダービー卿CTで重賞初Vを飾ると、続く京王杯SCでも3着に好走。ここにきての充実ぶりが著しい。ベストはマイルだが、千八も守備範囲。2つ目のタイトル奪取で秋へとつなげたい。
今年に入り、復調気配を示している
ダーリントンホールもV獲りへ虎視たんたん。格上挑戦の
飛鳥Sを快勝し、本格化の兆しがうかがえる
ヤマニンサンパにも注意が必要だ。
提供:デイリースポーツ