昨年5月2日の阪神2Rの落馬事故で椎体骨折、右肩甲骨骨折を負い、戦列を離れていた
北村友一騎手(35)=栗東・フリー=が11日、中京4Rで
ティンタルレ(牝3歳、栗東・田中克)に騎乗し、約1年1カ月ぶりのカム
バックを果たした。
復帰初戦は中団から進めたが、差し脚を伸ばせず11着に終わった。北村友は「僕うんぬんより馬の結果が優先されるなかで、人気以上に着順を落としたので、そこは一番に反省すべき点だなと思いました。久々に乗ると、ゆとりを持って乗ることができなかったな、と。人の感覚が鈍っているとレースに影響を及ぼしますね。感覚を修正しつつ、結果を出せるように努力したいです」と反省しきり。
それでも、「何より今でもこうしてたくさんの記者が集まってくれましたし、パドックでもファンの方々が応援してくれました。感謝しかありません」と、久々のレースをかみしめていた。
提供:デイリースポーツ