日本時間6月15日の23時40分に発走を迎える
プリンスオブウェールズS(4歳上・英G1・芝1990m)の枠順が確定。日本から参戦する
シャフリヤールは馬番、ゲート番ともに3番となった。なお、登録のあったアデイブ、
ドバイオナー、ブルームの3頭が回避し、レースは5頭立てで行われることとなった。
以下、出走馬の馬番とゲート番および各馬のプロフィール。
※左から性齢、斤量、騎手、所属厩舎の順
馬番【1】ゲート番【2】
ベイブリッジ Bay Bridge 牡4、58.0kg、R.ムーア騎手、英・M.
スタウト厩舎
2020年10月にデビューを迎え、3走目となった昨年4月の条件戦で初勝利。そこから破竹の5連勝で、今年5月の
ブリガディアジェラードS(英G3)を制覇。海外の主要なブックメーカー各社では1番人気に推されている。
馬番【2】ゲート番【5】
ロードノース Lord North セ6、58.0kg、L.デットーリ騎手、英・J&T.ゴスデン厩舎
2020年の同レース覇者。今回は2年ぶり2度目の
プリンスオブウェールズS制覇を狙う。昨年は馬場状態を考慮して出走取消しており、その後は疾病のため1年間戦列を離れた。今年2月に復帰し、3月の
ドバイターフ(首G1)では逃げ粘る
パンサラッサを猛追、激戦の末に同着優勝。史上初の連覇を飾っている。
馬番【3】ゲート番【3】
シャフリヤール 牡4、58.0kg、C.デムーロ騎手、日・
藤原英昭厩舎 父ディープインパクト、母は米G1馬
ドバイマジェスティ。全兄に2017年
皐月賞と2019年
大阪杯を制した
アルアインがいる血統。昨年の
日本ダービー(GI)では、馬群を縫うように後方一気の末脚を爆発させ、後の
年度代表馬エフフォーリアをハナ差捉えて栄光を手にした。今年3月のドバイシーマCでは
BCターフ(米G1)覇者ユビアーの追撃を振り切り優勝。海外G1制覇をおさめている。
馬番【4】ゲート番【1】
ステートオブレスト State of Rest 牡4、58.0kg、S.クロース騎手、愛・J.オブライエン厩舎
Starspangledbanner産駒のアイルランド産馬。デビュー当初は短距離戦やマイル戦を主に使われていたが、昨年8月にアメリカ遠征を敢行しサラトガダービー(米G1)でG1初制覇を果たすと、続いて
オーストラリアに遠征し
コックスプレート(豪G1)を勝利。続けて今年5月のガネー賞(仏G1)に出走、これも制覇しており、三ヶ国でG1・3連勝を達成している。今回は4ヶ国目のG1制覇がかかる。
馬番【5】ゲート番【4】
グランドグローリー Grand Glory 牝6、56.5kg、M.バルザローナ騎手、仏・G.ビエトリーニ厩舎
2018年12月にデビュー、3歳時には仏
オークスで3着に好走。昨年のジャンロマネ賞(仏G1)でG1初制覇を達成し、同年11月に
ジャパンC出走のため来日、5着に好走した。
ジャパンC後は繁殖入りする予定だったが、今年4月に新たなオーナーのもとで現役続行することが決定し、現在2連勝と高いパフォーマンスを見せている。