スマートフォン版へ

【宝塚記念】ウインマリリン 厩舎“お得意”栗東滞在で右肩上がり「近走では一番」

デイリースポーツ
  • 2022年06月22日(水) 12時18分
 「宝塚記念・G1」(26日、阪神)

 大敗続きでも侮るなかれ。G2・3勝馬ウインマリリンに復活の兆しだ。いざ一変とばかりに手塚厩舎が秘策を投入。長距離輸送を考慮し、19日に栗東入りして滞在調整を敢行した。同厩の先輩アユサンが栗東滞在から桜花賞(13年)を制したように、そのノウハウを生かして春のドリームレース制覇を狙う。

 厩舎お得意の栗東滞在で、浮上のきっかけをつかむ。近2戦は続けて見せ場なく16着に沈んでいるウインマリリンが、巻き返しムードを漂わせている。

 前走の大阪杯は戦前からカイ食いが落ち、さらに長距離輸送もあって4カ月半ぶりながらマイナス10キロでの出走だった。それを考慮し、今回はレースのちょうど1週前にあたる19日に栗東へ移動した。

 担当の藤井助手は「来てすぐは美浦よりこっちの方が馬房が広いので暴れていたけど、輸送後で体を動かしたかったのだと思う。すぐ落ち着きました。体も大きくなったし、こっちに来てからもカイバを食べていますよ」と、まずは第一の課題クリアにひと安心。そして、エリザベス女王杯前にファンの間でも話題となった肘腫(ちゅうしゅ)についても、「今はそこも大丈夫です。このままいけます」と胸を張った。

 21日は初めて入る栗東CWをゆったりと周回。騎乗した攻め専の大村助手は「美浦と変わらずです。自分で体をつくるタイプ。攻めも向こうで動いていましたし、状態はいいですね」と合格点を与える。1週前の美浦Wでラスト1F11秒0と切れたように、すっかり立て直しに成功。携わる2人が口をそろえて「近走では一番」と話すように、コンディションは右肩上がりだ。

 手塚厩舎の栗東滞在と言えば、13年桜花賞を制したアユサン。大村助手は当時も同行していたように経験豊富だ。培ったノウハウを生かし、G2で3勝を挙げる実力牝馬が復活を果たす。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す