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CBC賞・G3」(3日、小倉)
タイセイビジョンが久々のタイトルを狙う。2歳から活躍を続け、ここまで重賞2勝の実績馬。古馬になってからはあと一歩のレースが続くが、短距離重賞路線でも安定して力を発揮している。トップハンデタイの斤量を背負った前走の
春雷Sは前残りの展開の中、後方から鋭い脚で追い込み2着。ここにきてさらに地力をつけており、20年
アーリントンC以来の重賞Vは近い。
前年覇者の
ファストフォースも虎視たんたん。近走はひと息の成績だが、元々夏場に状態を上げるタイプ。前年は1分6秒0のレコードでVを飾っており、同条件は3戦2勝、2着1回と得意としている。
高松宮記念9着後は、ここを目標に調整されており、万全の仕上がりだ。
3歳牝馬
アネゴハダにも注目。
桜花賞15着から自己条件に戻った前走は、好位追走から上がり最速の脚を使って3馬身差の快勝。今回は久々の千二だが、昨年の
小倉2歳S3着の実績もあり、軽ハンデを後押しに初タイトルを狙う。素質馬
モントライゼも巻き返しを狙う。
提供:デイリースポーツ