26日、阪神競馬場で行われた
宝塚記念(GI)を快勝し、昨年の
菊花賞、今年の
天皇賞・春と合わせて空前絶後の『阪神三冠』を達成した
タイトルホルダー(牡4、美浦・
栗田徹厩舎)。
グランプリの圧勝を受けて、10月2日にロンシャン競馬場で行われる
凱旋門賞(仏G1)へ向けた同馬の前売りオッズに変動があった。大手ブックメーカー『William Hill』では、
タイトルホルダーの前売りオッズが21倍から15倍へ急上昇している。
同社が1番人気にしているのは、わずかキャリア3戦で今年の英ダービーを快勝したデザートクラウン(牡3、
Desert Crown)で、オッズは3.75倍。2番人気タイの8倍で今年の英
オークス2着馬
エミリーアップジョン(牝3、
Emily Upjohn)と、今年の愛ダービー馬ウェストオーバー(牡3、Westover)が続き、9倍の4番人気には今年の仏ダービー馬
ヴァデニ(牡3、
Vadeni)が続いている。
その他日本馬からは、昨年の
日本ダービー馬
シャフリヤールは34倍、
宝塚記念で4着の
ディープボンドは41倍、今年の
ドバイターフ覇者
パンサラッサと昨年の
宝塚記念2着馬
ユニコーンライオンには51倍、サウジ・ドバイで重賞連勝の
ステイフーリッシュには67倍のオッズがつけられている。