7月6日(水)に
川崎競馬場で行われる
スパーキングレディーカップ(3歳上・牝・JpnIII・ダ1600m)。このレースには1995年から1997年にかけてダート路線で大活躍し、川崎競馬では4戦4勝の成績を残した
ホクトベガを称えて『
ホクトベガメモリアル』という副題が付けられている。
今年は
ショウナンナデシコに注目が集まるだろう。前走の
かしわ記念では、前年の1、2着馬
カジノフォンテン、
ソリストサンダーをはじめ
テイエムサウスダン、
インティ、
エアスピネル、
サンライズノヴァなどのトップホースを相手に逃げて完封。前々走の
マリーンカップでは8馬身差の圧勝を飾っており、今回どのようなパフォーマンスを見せるのか楽しみだ。
主な出走馬は以下の通り。
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ショウナンナデシコ(牝5、栗東・
須貝尚介厩舎)
今年初戦の
TCK女王盃こそ2着に敗れたが、
エンプレス杯で重賞初制覇を飾ると続く
マリーンカップでは8馬身差で圧勝した。勢いそのまま挑んだ
かしわ記念では、逃げて上がり最速の脚を繰り出しJpnI初制覇。牝馬による同競走の勝利は1990年の
フジノダンサー以来32年ぶり、牝馬による牡牝混合ダートGI級競走の制覇は史上10頭目(古馬戦に限定すると6頭目)という快挙だった。牝馬相手では一枚実力が抜けている印象で、どのようなパフォーマンスを見せるのか注目が集まる。
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サルサディオーネ(牝8、大井・
堀千亜樹厩舎)
3着以内に好走した24回全てが左回りという
サウスポー。
JRA在籍時にも
レパードS2着などの実績はあるが、大井競馬へ移籍すると本格化した。転入2戦目の
報知グランプリカップで重賞初制覇を飾ると、同年の
マリーンカップでダート
グレード競走初制覇。牡馬相手に
日本テレビ盃や
さきたま杯を制するなど、
地方競馬を代表する名牝へと成長した。年齢を重ねて衰えるどころか凄味を増している印象。
マリーンカップでは
ショウナンナデシコに8馬身差をつけられたが、今回リベンジに燃える。
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レーヌブランシュ(牝5、栗東・
橋口慎介厩舎)
2020年の
関東オークスを制して以降、牝馬ダート重賞路線には欠かせない存在に。古馬になってからも安定した成績を残し、昨秋の
レディスプレリュードでは久々の重賞制覇を飾った。今年の始動戦となった
TCK女王盃では4着。その後の
エンプレス杯、
マリーンカップでも
ショウナンナデシコ、
サルサディオーネの3着と歯がゆい結果が続いているが、今回は巻き返しを狙う。
他にも
栗東Sを制した
レディバグ(牝4、栗東・
北出成人厩舎)、
東北Sで波乱の立役者になった
キムケンドリーム(牝5、栗東・
西村真幸厩舎)、南関東への転入初戦を迎える
グランパラディーゾ(牝4、大井・
渡辺和雄厩舎)、
しらさぎ賞を制した
アールロッソ(牝6、船橋・
山下貴之厩舎)などが出走する。
発走は6日(水)の20時10分。