今年は地方所属馬の登録がなく、中央勢のみの争いとなった。2歳世代最初の
JRA重賞を制すのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■7/16(土)
函館2歳S(2歳・GIII・函館芝1200m)
クリダーム(牡2、栗東・
須貝尚介厩舎)は祖母が1992年の同レース(当時は3歳S)覇者
マザートウショウという
ハーツクライ産駒で、同舞台の新馬戦を勝利。馬主インゼルレーシングにとっては所有馬初出走での初勝利となった。
JRA重賞350勝にリーチをかけている
武豊騎手とのコンビで無傷2連勝なるか。
スプレモフレイバー(牡2、美浦・
久保田貴士厩舎)はス
プリント路線で4勝を挙げた
キャレモンショコラを母に持つ
ダイワメジャー産駒。同舞台の新馬戦でデビューし、危なげない逃げ切り勝ちを収めている。その後も順調に調整されており2戦目も期待できそうだ。鞍上は
吉田隼人騎手。
その他、ダート1000mの新馬戦を圧勝した
オマツリオトコ(牡2、美浦・
伊藤圭三厩舎)や
ニシノシークレット(牡2、美浦・
村田一誠厩舎)、
テンシノキセキの孫
ゴキゲンサン(牝2、美浦・
伊藤大士厩舎)、連闘で挑む
アスクドリームモア(牡2、栗東・
藤原英昭厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時25分。