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クイーンS・G3」(31日、函館)
秋を見据えてひと足早く始動する
桜花賞2着馬
ウォーターナビレラが主役を担う。1週前は札幌芝で併せ馬。5F67秒9-12秒0を計時して1馬身先着した。馬体をスッキリと見せており、最終追いでベストの状態に持っていけそうだ。軽量52キロは魅力で、古馬とも互角に戦えるはず。成長した姿でVを飾り、仁川の3冠最終戦へ弾みをつける。
ヴィクトリアM17着からの反撃を期す
マジックキャッスル。北海道へ来てからも順調に調整は進んでおり、いい仕上がりで出走できそうだ。21年は首差の2着に惜敗。その後は蹄の不安などもあり低迷しているが、北の大地から復活を果たす。
巴賞で2年8カ月ぶりに勝利を飾り、勢いに乗っての参戦となる
ホウオウピースフル。前走の反動はなく、この中間もすこぶる順調。異父兄に18年
有馬記念覇者
ブラストワンピースを持つ血統馬が、5歳夏を迎えて本格化の兆し。デビューVの地で重賞獲りを狙う。
2つ目のタイトル奪取を目指すのは
ルビーカサブランカ。近走は追い込み届かずの競馬が続いているが、ハマった時の決定力は
愛知杯で証明済み。前が止まる展開になれば、一気に浮上してくる。
21年の覇者
テルツェットも池添との新コンビで虎視たんたんと連覇を狙う。また、18番人気のヴィクトリアMで4着と、大きな見せ場をつくった
ローザノワールの先行力も侮れない。
提供:デイリースポーツ