サセックスS(3歳上・英G1・芝1600m)を制し、無傷9連勝を達成した
バーイード(牡4、英・W.ハガス厩舎、
Baaeed)は、現地時間8月17日にイギリスのヨーク競馬場で行われるインターナショナルS(3歳上・英G1・芝2050m)を視野に入れていることがわかった。英
メディア『RacingTV』などが報じている。
管理するW.ハガス調教師は『RacingTV』の取材の中で、「2000mは
バーイードにとって不利にならないはずだ」と距離に対する自信をにじませた。その一方で、2400mの
凱旋門賞の参戦については明確に否定した。
バーイードは父
Sea The Stars、
母Aghareed、
その父Kingmambo。全兄に今年のコロネーションC(英G1)覇者の
フクムがいる血統。
ここまでキャリア9戦無敗、G1・5勝をあげており、現時点で今年のワールドベストレースホースランキング1位の座に輝いている。これまでは9戦ともマイル付近のレースを走っており、2000m以上のレースはインターナショナルSが初となる。
バーイードのインターナショナルS参戦を受けて、ブックメーカー各社は同馬を同レースの断然の1番人気に支持。その単勝オッズは、英ブックメーカー『bet365』が1.44倍、愛ブックメーカー『Paddy
Power』が1.5倍を提示している。