中央競馬と
地方競馬の指定交流競走が増設された1995年の
帝王賞、
南部杯などに優勝し、同年の
最優秀ダートホースおよびNAR
グランプリ特別表彰馬に輝いた
ライブリマウントが死亡したことがわかった。
ジャパン・スタッドブック・インターナショナルがホームページ上で発表した。
ライブリマウントは
父グリーンマウント、
母シナノカチドキ、母の
父ファーザーズイメージという血統。
1993年11月14日にデビューを迎え、ダートで勝ち星を重ねた。1994年11月の花園S(1500万下)でオープンクラス入りを飾ると、そこから連勝街道を歩み、同年の
ウインターS、翌1995年の
平安S、
フェブラリーSを連勝。さらに白星を重ね、
帝王賞、
ブリーダーズGC、
南部杯、と地方指定交流重賞を制覇した。
現役引退後は種牡馬となり、2004年の
ダイオライト記念と
オグリキャップ記念の覇者
ミツアキタービンなどを送り出した。6年間の供用の後に乗馬へ転向し、2012年公開の映画「のぼうの城」にも出演。その後、功労馬として新ひだか町のオギオギ牧場で余生を過ごしていた。