14日に新潟競馬場で行われる
関屋記念(3歳上・GIII・芝1600m)について、枠順データから検証していく。
過去10年、枠別では最多となる7回の馬券絡みが7枠、続いて6回の8枠、その後は4回で2枠が続いている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
【1枠】1-0-1-16/18 単勝回収率43% 複勝回収率29%
【2枠】1-1-2-15/19 単勝回収率63% 複勝回収率62%
【3枠】1-0-2-16/19 単勝回収率51% 複勝回収率38%
【4枠】0-2-1-16/19 単勝回収率0% 複勝回収率36%
【5枠】0-0-2-18/20 単勝回収率0% 複勝回収率32%
【6枠】0-2-1-17/20 単勝回収率0% 複勝回収率39%
【7枠】4-2-1-18/25 単勝回収率85% 複勝回収率84%
【8枠】3-3-0-19/25 単勝回収率73% 複勝回収率64%
着別度数・回収率を見比べると一目瞭然。やはりイメージ通り外枠の方が有利な傾向にあるようだ。近年その傾向はさらに顕著で、2019年は7枠2頭のワンツー、2020年は8枠2頭のワンツーとなっており、今年も外枠に入った馬は評価をあげたいところだ。
なお、勝ち馬に着目すると、内枠の1・2・3枠からそれぞれ1頭ずつ出ている。調べてみるとこの3頭は、いずれも道中2番手以内で競馬を進めていた馬たちであった。基本は外枠から買うのがテータ的には良いだろうが、内枠で積極策をとりそうな馬は狙ってみる価値がありそうだ。