現地時間14日、フランスの
ドーヴィル競馬場で行われた
ジャックルマロワ賞(3歳上・牡牝・G1・芝直線1600m)は、中団でレースを進めたL.デットーリ騎手騎乗の1番人気
インスパイラル(牝3、英・J&T.ゴスデン厩舎)が、レース後半で抜け出し、2着の8番人気ライトインファントリー(牡3、英・D.シムコック厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分34秒07(稍重)。
さらにクビ差の3着に5番人気
エレヴァン(牡3、仏・JC.ルジェ厩舎)が入った。2番人気
コロエバス(牡3、英・C.アップルビー厩舎)は5着に終わった。
坂井瑠星騎手とのコンビで参戦した6番人気
バスラットレオン(牡4、栗東・
矢作芳人厩舎)はハナを切るも、後半伸び切れず7着となった。
勝った
インスパイラルは、父
Frankel、
母Starscope、
その父Selkirkという血統の英国産馬。昨年のフィリーズマイル(英G1)、今年のコロネーションS(英G1)に続くG1・3勝目となった。通算成績はこれで7戦6勝。L.デットーリ騎手とJ&T.ゴスデン厩舎のタッグは20・21年の同レースを
パレスピア(
Palace Pier)で制しており、3連覇の達成。
※人気は日本国内のもので表記しています。