21日に小倉競馬場で行われた薩摩S(10R、3勝クラス)で、
西村淳也騎手が手綱を執る3枠5番
アラジンバローズ(セ5、栗東・
中内田充正厩舎)が後続に3/4馬身差をつけて快勝。オープンクラス入りを果たした。
この勝利により、
ハーツクライ産駒は
JRAにおける勝利数が1380勝に到達。
ライジングフレームの持つ産駒
JRA通算1379勝の記録を超え、歴代単独9位に浮上した。
ハーツクライは2004年1月に競走馬デビューを迎え、2005年の
有馬記念(GI)で無敗の牡馬三冠馬
ディープインパクトを下しGI初制覇。2006年にはドバイ遠征をおこない、
ドバイシーマクラシック(首G1)を圧勝するなど、2006年11月の現役引退まで大活躍した。
その後は種牡馬となり、
ジャスタウェイ、
スワーヴリチャード、
リスグラシュー、
ドウデュースなど数々のスターホースを送り出してきた。2020年をもって種牡馬を引退しており、2021年産の世代がラストクロップ。現在は社台SSで功労馬として余生を過ごしている。