「新潟2歳S・G3」(28日、新潟)
主役は函館の新馬戦を鮮やかに逃げ切った
シーウィザード。1週前追い切りは美浦Wの併せ馬で6F88秒8-39秒0-11秒8を計時して、馬なりで併入した。今回は1Fの距離短縮となるが、前向き過ぎる面があるため、マイルの方が競馬はしやすそうだ。夏の越後路で存在感を示し、デビューから2連勝で初タイトルを奪取する。
小倉の未勝利戦を快勝した
アイスグリーンも侮れない。異父姉は昨年の福島牝馬S覇者
ディアンドルという血統馬。17日には栗東坂路で
スレイマン(4歳オープン)との併せ馬で4F53秒6-39秒4-12秒6をマークして併入。格上馬と互角以上の動きを見せた。
池添学師は「前走の行きっぷりなら、千六でも流れに乗って運べると思います」と手応えは十分だ。
福島の新馬戦を制した
チカポコは、当初の
小倉2歳Sから目標を切り替えた。西園正師は「ケイコでも掛かるところがなく、距離はこなせると思う。いい競馬をして
阪神JFへ向かいたい」と早くもG1のステージを見据えている。1週前リハは栗東坂路で4F54秒1-38秒9-12秒2を計時。引き続き好状態をキープしている。
小倉の新馬戦Vから参戦する
タマモブラックタイは、あえて2F延長のここを狙ってきた。距離延長を克服して重賞Vなるか。東京芝1400メートルの未勝利戦を勝ち上がった
ロードディフィート。2番手から抜け出す正攻法の競馬で勝利をつかんだ。操縦性の高さから1Fの距離延長にも対応できそうだ。
提供:デイリースポーツ