日本時間28日、アメリカのサラトガ競馬場でト
ラヴァーズS(米G1)が開催。前走のハスケルS(米G1)を制しG1・2勝目を挙げた
サイバーナイフ、
ケンタッキーダービー(米G1)覇者
リッチストライク、
プリークネスS(米G1)覇者
アーリーヴォーティングなど、アメリカの強豪3歳勢が参戦した。
レース本番では
サイバーナイフが積極策をとり、エイン
トライフグランド、
アーリーヴォーティングという隊列で進行。最終コーナーでJ.ロザリオ騎手が手綱を執るエピセンター(牡3、
Epicenter)が先団に取りつき、後続を5.1/4馬身差突き放して悲願のG1初制覇を果たした。
エピセンターは父
Not This Time、
母Silent Candy、母の
父Candy Rideという血統の米国産馬。S.アスムッセン厩舎の管理馬。
昨年9月にデビューを果たし、2走目の未勝利戦を勝利。今年2月の
リズンスターS(米G2)、3月のルイジアナダービー(米G2)を連勝した。今年5月の
ケンタッキーダービー、
プリークネスSではいずれも2着に惜敗。前走の
ジムダンディS(米G2)で重賞3勝目を挙げ、今回が初のG1タイトル獲得となった。