今年の
安田記念(GI)覇者
ソングライン(牝4、美浦・
林徹厩舎)が、9月11日に中京競馬場で行われる
セントウルS (3歳上・GII・芝1200m)の1週前追い切りを行った。美浦Wで6F82秒6―36秒9―11秒4を計時し、併せた
クレッシェンドラヴに2馬身半先着。
管理する林師は「ひと回り成長したところをお見せできれば」とコメント。また、同馬の鞍上はこれまで2度コンビを組みいずれも勝利を挙げている
C.ルメール騎手に決定した。前走まで手綱を執った
池添謙一騎手は
メイケイエールに騎乗予定。
ソングラインは父
キズナ、
母ルミナスパレード、母の
父シンボリクリスエス。叔母に重賞2勝の
ジューヌエコールがいる血統。
2020年6月に東京競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。翌2戦目3戦目を連勝し、
桜花賞(GI)に参戦後、
NHKマイルC(GI)に出走。
シュネルマイスターにハナ差の2着に好走し、21年10月の富士S(GII)で重賞初制覇を果たした。
今年2月にサウジアラビア遠征を敢行し、1351ターフス
プリント(沙G3)で始動戦を迎え海外重賞を制覇。帰国初戦の
ヴィクトリアマイル(GI)では5着となり、6月の
安田記念(GI)では
シュネルマイスターに惜敗した同舞台を制して1年越しの雪辱を果たした。通算成績は11戦5勝。