4日に小倉競馬場で行われた2歳未勝利戦(2R、芝1200m)で、
坂井瑠星騎手が手綱を執る
ペースセッティング(牡2、栗東・安田隆行厩舎)が3馬身差の快勝。同馬の父ショーケーシング(
Showcasing)にとっては、日本における産駒の初勝利となった。
ペースセッティングは父
Showcasing、
母ジェットセッティング、母の父
Fast Companyという血統。母は2016年の愛1000ギニー(愛G1)覇者で、半弟にあたる『
ジェットセッティングの2021(父
Frankel)』はセレクトセール2022にて1億5500万円(税別)の値がつけられている。
Showcasingは
父Oasis Dream、
母Arabesque、母の
父Zafonic。半兄に種牡馬
Camachoがいる血統。現役時は7戦2勝で、英G2・ジムクラックSを制したのみだったが、種牡馬として2020年のサセックスS(英G1)覇者
Mohaatherや、欧州でG1・3勝を挙げた
Advertiseなどを輩出している。