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【独G1・バーデン大賞】メンドシーノがG1初制覇、専属契約のピーチュレク騎手と凱旋門賞へ 昨年覇者トルカータータッソは2着

  • 2022年09月05日(月) 21時15分
 現地時間9日4日、ドイツのバーデンバーデン競馬場で行われたバーデン大賞(3歳上・独G1・芝2400m)に、昨年の凱旋門賞トルカータータッソ(牡5、Torquator Tasso)と今年の独ダービー馬サンマルコ(牡3、Sammarco)が出走した。

 4頭立てで行われたレースでは、最終コーナーでサンマルコトルカータータッソを交わして先頭に立ち、すぐさま最終直線でトルカータータッソが差し返すの激しい追い比べの末、R.ピーチュレク騎手が手綱を執るメンドシーノ(牡4、Mendocino)がさらに外から末脚を伸ばし、ゴール前で抜け出してG1初制覇。トルカータータッソは2着、サンマルコは3着となった。

 メンドシーノは父Adlerflug母Mill Marin、母の父Pivotalという血統のドイツ産馬。管理するのはS.シュタインベルク調教師。2020年10月にデビュー戦を迎え、昨年のバイエルン大賞(独G1)で勝ち馬アルピニスタから3/4馬身差の2着に好走するなどの実績がある。同馬にとって、今回が待望のタイトル獲得となった。

 なお、R.ピーチュレク騎手は昨年トルカータータッソとのコンビでバーデン大賞と凱旋門賞(仏G1)を制覇、またサンマルコとのコンビで今年7月のダルマイヤー大賞(独G1)を制しているが、英競馬メディア『Racing post』によれば、今年の凱旋門賞では専属契約のあるメンドシーノに騎乗する予定とのこと。

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