2019年の
フェブラリーS(GI)を制するなどダート路線で活躍した
インティ(牡8、栗東・
野中賢二厩舎)が、9月7日付で競走馬登録を抹消した。今後は北海道新冠郡新冠町の優駿スタリオン
ステーションで種牡馬となる予定。同日、
JRAがホームページ上で発表した。
インティは
父ケイムホーム、
母キティ、母の
父Northern Afleetという血統。
2017年4月に阪神競馬場で行われた3歳未勝利戦でデビュー。2戦目で一変し7馬身差の圧勝で初白星を挙げ、続く8月の条件戦を4馬身差で完勝した。その後、11ヶ月の休養を挟んで翌2018年7月に戦線復帰。降級後の500万下条件戦を4馬身差、1000万下条件を10馬身差、同年の
観月橋S(1600万下)を5馬身差で圧勝し、重賞初挑戦となった2019年の
東海S(GII)では
チュウワウィザードに2馬身差をつけて完勝。続いて
フェブラリーS(GI)に臨み、
ゴールドドリームの追撃をクビ差制してGI初制覇を果たした。
その後もダートの大舞台に出走を重ね、2019年の
かしわ記念(JpnI)で2着、同年の
チャンピオンズC(GI)で3着、翌2020年の
チャンピオンズCで再び3着、昨年の
かしわ記念で3着などの実績を残した。通算成績は23戦7勝。
(
JRAのホームページによる)