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京成杯AH・G3」(11日、中山)
勝てば逆転でのサマーマイルシリーズチャンピオンとなる
ベレヌスが7日、栗東坂路で躍動した。しっかりと抑えを利かせながら、心地良く滑らかなラップを刻んで、4F56秒0-40秒2-12秒2を計時。上がりを鋭くまとめて戦う準備を整えた。
1週前の8月31日に栗東CWで3頭併せを消化し、6F80秒4-11秒1の好タイムをマーク。理想的な調整過程に杉山晴師は「全体時計は速くなくていいので、おしまいだけやりましたが、最後の1Fはこの馬らしい伸び脚でした」と体調の良さを確認した様子。「前走は
ピークに近いところでしたが、それを維持する形で来ています」とうなずく。ここも迷いなく逃げるのみ。開幕週の馬場が大きな追い風になるはずだ。
提供:デイリースポーツ