9/11(日)に
佐賀競馬場で行われる地方全国交流の鳥栖大賞。
佐賀競馬場移転開設50周年を記念して今年新設された。記念すべき第1回ウイナーを目指し、他地区から遠征の5頭と、地元佐賀所属馬5頭の10頭が争う。主な出走馬は以下の通り。
■9/11(日)鳥栖大賞(3歳以上・佐賀ダ2000m)
エイシンニシパ(牡9、兵庫・
橋本忠明厩舎)は重賞15勝のうち他地区で7勝をマーク。4歳以降、馬体重499〜520kgで大きな変動はなく、遠征減りしない
タフネスぶりがうかがえる。特に同じ佐賀2000mが舞台のはがくれ大賞典(地方全国交流)で4勝、2着1回というコース実績は群を抜いている。ハイレベルな南関東勢が相手でも主役は譲らないだろう。
タイサイ(牡6、大井・
福永敏厩舎)は
JRAオープンから昨秋、南関東へ移籍し、特別戦を2連勝。初の遠征となった前走の園田・
六甲盃では、6番人気ながら、2年連続の兵庫
年度代表馬ジンギの2着に逃げ粘っている。南関東の重賞では掲示板に手が届いていないが、相手もペースも緩くなる佐賀の重賞なら好走が期待できる。
ウインユニファイド(牡10、愛知・
沖田明子厩舎)は今年2月の名古屋転入初戦こそ、長期休養明けもあってか4着だったが、その後は5戦連続連対。前走の
トリトン争覇では10歳で重賞初制覇を果たし、重賞で3戦連続2着だった鬱憤を晴らした。
JRA所属時の昨年3月には
名古屋大賞典JpnIIIで4着ジンギにアタマ差の5着があり、同馬を物差しにすれば、ここも差のない戦いが可能だろう。
メイショウワザシ(牡7、大井・
宗形竹見厩舎)はオープンまで出世したのは4歳夏だが、重賞初挑戦となった9月の
シリウスステークスGIIIで3着と高い素質を示した。笠松へ遠征した前走
くろゆり賞が地方初勝利&重賞初制覇。当日の乗り替わりながら好騎乗で応えた
今井貴大騎手が今回も手綱を取るのは心強い。
ドゥラリュール(セン9、佐賀・
真島元徳厩舎)は昨春、佐賀へ転入してから6連勝を含む8勝(うち重賞3勝)、2着1回。勢い、実力とも今回の地元馬ではナンバーワンの存在といえる。佐賀2000mの持ち時計では
エイシンニシパ、
ウインユニファイドに劣るものの、地の利を生かせば、見せ場以上を作れるはず。
そのほか、21年の兵庫ダービー馬
スマイルサルファー(セン4、兵庫・
渡瀬寛彰厩舎)、8月の九州
チャンピオンシップで
ドゥラリュールの2着だった
マテラユウキ(牡5、佐賀・
中川竜馬厩舎)にも注目。
発走は18時05分。
次回は10/30の『佐賀オータムス
プリント』の見どころを紹介予定です。
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