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【佐賀・鳥栖大賞予想】記念すべき第一回ウイナー目指し各地から実績馬集う/レースの見どころ

  • 2022年09月10日(土) 17時00分
 9/11(日)に佐賀競馬場で行われる地方全国交流の鳥栖大賞。佐賀競馬場移転開設50周年を記念して今年新設された。記念すべき第1回ウイナーを目指し、他地区から遠征の5頭と、地元佐賀所属馬5頭の10頭が争う。主な出走馬は以下の通り。

■9/11(日)鳥栖大賞(3歳以上・佐賀ダ2000m)

 エイシンニシパ(牡9、兵庫・橋本忠明厩舎)は重賞15勝のうち他地区で7勝をマーク。4歳以降、馬体重499〜520kgで大きな変動はなく、遠征減りしないタフネスぶりがうかがえる。特に同じ佐賀2000mが舞台のはがくれ大賞典(地方全国交流)で4勝、2着1回というコース実績は群を抜いている。ハイレベルな南関東勢が相手でも主役は譲らないだろう。

 タイサイ(牡6、大井・福永敏厩舎)はJRAオープンから昨秋、南関東へ移籍し、特別戦を2連勝。初の遠征となった前走の園田・六甲盃では、6番人気ながら、2年連続の兵庫年度代表馬ジンギの2着に逃げ粘っている。南関東の重賞では掲示板に手が届いていないが、相手もペースも緩くなる佐賀の重賞なら好走が期待できる。

 ウインユニファイド(牡10、愛知・沖田明子厩舎)は今年2月の名古屋転入初戦こそ、長期休養明けもあってか4着だったが、その後は5戦連続連対。前走のトリトン争覇では10歳で重賞初制覇を果たし、重賞で3戦連続2着だった鬱憤を晴らした。JRA所属時の昨年3月には名古屋大賞典JpnIIIで4着ジンギにアタマ差の5着があり、同馬を物差しにすれば、ここも差のない戦いが可能だろう。

 メイショウワザシ(牡7、大井・宗形竹見厩舎)はオープンまで出世したのは4歳夏だが、重賞初挑戦となった9月のシリウスステークスGIIIで3着と高い素質を示した。笠松へ遠征した前走くろゆり賞が地方初勝利&重賞初制覇。当日の乗り替わりながら好騎乗で応えた今井貴大騎手が今回も手綱を取るのは心強い。

 ドゥラリュール(セン9、佐賀・真島元徳厩舎)は昨春、佐賀へ転入してから6連勝を含む8勝(うち重賞3勝)、2着1回。勢い、実力とも今回の地元馬ではナンバーワンの存在といえる。佐賀2000mの持ち時計ではエイシンニシパウインユニファイドに劣るものの、地の利を生かせば、見せ場以上を作れるはず。

 そのほか、21年の兵庫ダービー馬スマイルサルファー(セン4、兵庫・渡瀬寛彰厩舎)、8月の九州チャンピオンシップドゥラリュールの2着だったマテラユウキ(牡5、佐賀・中川竜馬厩舎)にも注目。

 発走は18時05分。

 次回は10/30の『佐賀オータムスプリント』の見どころを紹介予定です。

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