10日、中山競馬場で行われた紫苑S(3歳・牝・GIII・芝2000m)は、好位でレースを進めた坂井瑠星騎手騎乗の1番人気スタニングローズ(牝3、栗東・高野友和厩舎)が、逃げ粘る2番人気サウンドビバーチェ(牝3、栗東・高柳大輔厩舎)をゴール前で交わし、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分59秒9(良)。

　さらにクビ差の3着に追い込んだ6番人気ライラック(牝3、美浦・相沢郁厩舎)が入った。なお、3番人気サークルオブライフ(牝3、美浦・国枝栄厩舎)は4着に終わった。

　勝ったスタニングローズは、父キングカメハメハ、母ローザブランカ、その父クロフネという血統。重賞は3月のフラワーCに続いて2勝目。同馬および、サウンドビバーチェ、ライラックは、10月16日に阪神競馬場で行われる秋華賞の優先出走権を獲得した。

＜紫苑Sダイジェスト＞

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