現地時間10月2日にフランスのパリロンシャン競馬場で行われる
凱旋門賞(3歳上・G1・芝2400m)。日本競馬の悲願とも言える
凱旋門賞制覇に向けて、今年は日本から4頭が参戦。古馬総大将
タイトルホルダー、今年の
日本ダービー馬
ドウデュースなどが名を連ね、例年以上の盛り上がりを見せている。
先日、出走すれば断然の1番人気と目されていた
バーイードが回避することを表明し、それに伴って
凱旋門賞のオッズも大きく変動した。半月後に迫る決戦を前に、現時点での上位人気馬について見ていきたい。
9月15日時点の英ブックメーカー『bet365』社のオッズでは、
ルクセンブルクが5.0倍の1番人気に浮上。2週間前は20倍前後の評価だったが、10日の
愛チャンピオンSの勝利によって支持を集めた。2番手にはG1・5連勝中の
アルピニスタで6.5倍、3番手に昨年の
凱旋門賞覇者
トルカータータッソが9.0倍で続いている。
トルカータータッソに近い評価を受けているのが日本馬
タイトルホルダー。各社ともにオッズは10倍を切る程度となっており、4番手の評価を受けている。ニエル賞に出走し4着に敗れた
ドウデュースは26倍にオッズが後退。2週間前は11〜13倍だったが、前哨戦の敗北が響いた形だ。その他の日本馬は、
ディープボンドが51倍、
ステイフーリッシュが67倍となっている。
上位人気馬のオッズは以下の通り。
◆
凱旋門賞オッズ(9/15時点)
※順に『bet365』『Paddy
Power』『William Hill』社のオッズ、単勝21.0倍以下の馬のみ掲載(日本馬除く)
5.0、4.0、5.5
ルクセンブルク6.5、7.0、8.0
アルピニスタ9.0、8.0、9.0
トルカータータッソ9.0、9.0、10.0
タイトルホルダー10.0、9.0、13.0
オネスト13.0、13.0、9.0
アダイヤー17.0、17.0、21.0
ウエストオーバー21.0、15.0、21.0
ラパリジェンヌ26.0、21.0、26.0
ドウデュース51.0、51.0、51.0
ディープボンド67.0、67.0、67.0
ステイフーリッシュ