三冠牝馬
デアリングタクトをはじめ多くの有力馬がここから始動。勝ってGIへ向け弾みをつけるのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■9/25(日)
オールカマー(3歳上・GII・中山芝2200m)
デアリングタクト(牝5、栗東・
杉山晴紀厩舎)は20年の無敗牝馬三冠馬。21年の
QE2世C以来故障により長期休養を余儀なくされていたが、復帰2戦目となった今年6月の
宝塚記念で3着に入り復調をアピールした。今秋は2年ぶりのGI制覇が期待されるシーズン。まずはこの始動戦で白星発進を期待したい。鞍上は
松山弘平騎手。
ヴェルトライゼンデ(牡5、栗東・
池江泰寿厩舎)は19年の
ホープフルSで2着、20年の
日本ダービーで3着など早期から活躍し、その後屈腱炎による1年4か月の休養を乗り越え、6月の
鳴尾記念で重賞初制覇を果たした。3か月半の休養を挟んで調整は順調。重賞連勝を飾り、再びGI戦線に向かうことができるか。鞍上は初コンビの
戸崎圭太騎手。
その他、昨年12月に
チャレンジCを勝って以来となる
ソーヴァリアント(牡4、美浦・
大竹正博厩舎)、
天皇賞(春)の3着馬
テーオーロイヤル(牡4、栗東・
岡田稲男厩舎)、前走の
小倉記念では3着だった良血
ジェラルディーナ(牝4、栗東・
斉藤崇史厩舎)、昨年の2着馬
ウインキートス(牝5、美浦・
宗像義忠厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。