10月15日に東京競馬場の芝1800mで行われる
府中牝馬Sへの出走を予定している
ソダシ(栗東・
須貝尚介厩舎)。今回、栗東へ入厩して坂路で時計は出していたが、今朝22日はCWでレースに向けた追い切りを行っている。
1回目のハローが終了した時間帯に新馬、
フリームファクシとの併せ馬。馬場入り直後から、リード役のような形で内を先行しており、新馬に胸を貸すといった追い切りにも見えた。
コーナーでのスピード乗りはさすがだったし、最後の直線に向くところではグンとスピードに乗りそうな勢い。そこはぐっと我慢して、相手に合わせ、食らいつこうとする相手を待つ形でゴールした。
時計は6F83.9〜5F67.4〜4F52.3〜3F37.4〜2F23.2〜1F11.5。道中はゆったりしたラップだったが、最後の直線は23.2秒。レースまでの期間を考えれば、動きすぎたくらいの時計だし、個人的には前走の惜敗でメンタル面を心配していただけに、そういった部分も不安なしという動きに思えた。
(取材・文:井内利彰)