◆第101回
凱旋門賞・仏G1(10月2日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)=9月29日、
シャンティイ競馬場
G1連勝中の
タイトルホルダー(牡4歳、美浦・
栗田徹厩舎、父
ドゥラメンテ)が、地元競馬新聞「PARIS TURF」の一面を飾った。「日本で最高レベルの成功を収めた
タイトルホルダーが、フランスで輝こうとしています」と報じられている。新聞を手にした栗田調教師は、「それホントなの? 俺が載ってないじゃん!」と笑った。
国内外で注目の高い1頭。しかし栗田師は「気張らずに向かいたい。人間が熱くしても、馬が取り残されたらかわいそう」とあくまで馬本位と平常心を意識している。
追い切り翌日のこの日は引き運動で調整。「いい雰囲気で落ち着いています。体がぴりっと締まった感じ」と順調ぶりを口にした。普段調教後は疲れを見せるときもあるが、追い切りのダメ―ジはなし。「しっかり回復してレースに向かえるのでは」とうなずいた。
スポーツ報知