現地時間10月12日、
オーストラリアのコーフィールド競馬場で行われた
ブルーサファイアS(3歳・豪G3・芝1200m)は、デビューから2連勝を挙げていたグランドインパクト(牡3、
Grand Impact)が勝利。無傷の3連勝で重賞初制覇を果たした。
グランドインパクトは父
サトノアラジン、
母Serena Slam、母の父
Swiss Aceという血統のニュージーランド産馬。
父
サトノアラジンは全姉に2014年
エリザベス女王杯(GI)覇者
ラキシスがいる良血馬。2013年に新潟競馬場で行われた2歳新馬戦でデビューし、同年のラジオNIKKEI杯(GIII)と翌2014年の
共同通信杯(GIII)で3着、2015年の
エプソムC(GIII)と富士S(GIII)でいずれも2着などマイル重賞路線で好走を重ね、2016年の
京王杯SC(GII)で重賞初制覇。さらに翌2017年の
安田記念(GI)で悲願のGI初制覇を飾った。
現役引退後は社台SSで種牡馬として供用されており、現3歳世代が初年度産駒。またシャトル種牡馬としてニュージーランドでも供用されており、グランドインパクトの勝利によって、これが産駒の初重賞制覇となった。
豪競馬
メディア『Racing.com』によると、次走は29日行われる
クールモアスタッドS(豪G1)を予定しているとのこと。