東京11Rの第70回
アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス(3歳以上GII・牝馬・芝1800m)は12番人気
イズジョーノキセキ(
岩田康誠騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分44秒5(良)。アタマ差の2着に1番人気
ソダシ、さらに3/4馬身差の3着に3番人気
アンドヴァラナウトが入った。
イズジョーノキセキは栗東・
石坂公一厩舎の5歳牝馬で、父
エピファネイア、
母キングダンサー(母の
父キングカメハメハ)。通算成績は21戦5勝。
レース後のコメント
1着
イズジョーノキセキ(
岩田康誠騎手)
「最高のレースに体が反応して、あの
ガッツポーズになりました。
ソダシが前にいることは分かっていたので、その後ろについていけば、道は開けると思っていました。そして、長い直線の東京競馬場で、この馬の末脚だからこそ勝つことができました。
やっとここまで、舞台を進めることが出来ました。馬主さんは園田の頃から応援して下さっていて、重賞初制覇と、その期待に応えることができて嬉しいです」
2着
ソダシ(
吉田隼人騎手)
「残り1ハロンで
アンドヴァラナウトを振り切って、押し切れるかと思ったのですが、苦しくなったところを差されてしまいました。この距離でも頑張ってくれています。レースがイメージより流れたので、ついていくと良くないと思い、一列下げて運びました。展開的にはアンラッキーでした。GI馬ですから押し切って欲しかったところですが、次が本番ですし切り替えて馬を作り直したいです」
(
須貝尚介調教師)
「よく頑張ってくれたのですが......。1800mでもうまく立ち回って、最後まで走り切ってくれました。抜け出して1頭になるとフワッとするところがあるようです。斤量差もありましたし、それを考えれば次に向けた競馬はできたと思います」
3着
アンドヴァラナウト(
福永祐一騎手)
「最内が開くと思っていたので狙っていました。いい脚を使ってくれています。体は増えていましたが雰囲気は良かったですし、このままの感じでいって欲しいです」
4着
サトノセシル(C.
ルメール騎手)
「いい競馬をしてくれました。切れるタイプではありませんが、よく頑張ってくれています。重賞は勝てそうな馬です」
5着
アブレイズ(
大野拓弥騎手)
「いいポジションがとれましたし、直線もしっかり伸びています。このメンバーでも差のない競馬で、頑張ってくれました」
8着
クリノプレミアム(
松岡正海騎手)
「いい位置を取れましたが、少し重たかったかもしれません。4コーナーでもたついてしまいました」
10着
アカイイト(
幸英明騎手)
「休み明けという感じのレースでした。手応えよく直線を向くことはできたのですが。去年もこのレースを使って良くなりましたし、次走で頑張りたいです」
ラジオNIKKEI