「兵庫
ゴールドカップ」(20日、園田)
開催3日目の11Rで行われ、2番人気で船橋の
コパノフィーリングが逃げ切って連覇を達成した。2着は4番人気の
エイシンビッグボスが中団から内ラチ沿いを抜け出し、3着には1番人気の
コウエイアンカが後方2番手から大外を伸びて、地元馬2頭が続いた。
終わってみれば、
コパノフィーリングの独り舞台だった。好スタートを決めてハナに立つと、もう他の馬に反撃の機会はない。「
園田競馬場が合っているのか、いつもより伸び伸び走っていた。近況の状態は去年より落ちていたが、ジョッキーがよくやってくれた」と新井清師。完勝での連覇に安どした。
初コンビを組んだ吉村智も通算2900勝を達成した。「二の足が速くてハナに行けた。平均ペースで駆けられたので、これなら残れると思っていた」と早い時点で勝利を確信。大役を果たした鞍上は「柔らかさとスピードを兼ね備えて、まだまだ強くなれる」と相棒を高く評価した。
次走は未定だが、ふさわしい大舞台は用意されている。「JBCス
プリント(11月3日、盛岡)に選定されているので。オーナーと相談して、馬の状態を見て考えます」と指揮官。今回の勝ちっぷりなら、勝算は十分にありそうだ。
提供:デイリースポーツ