先週に引き続き、今週も「東京・阪神・新潟」の3場開催。連続の秋GIシリーズは、3歳牡馬クラシックの最終戦であるGI・
菊花賞(阪神・芝3000m)が、日曜日の阪神競馬場で行われます。
今年は
皐月賞馬
ジオグリフ、さらには
日本ダービー1着の
ドウデュースと2着の
イクイノックスも不在となる一戦。3歳馬にとって未知の距離となる舞台で、上位に躍り出てくるのはいったいどの馬なのでしょうか?
今年も出走頭数は18頭立てのフルゲート。同世代のGI馬がいないメンバー構成ですが、そのぶん混戦模様で馬券的には面白いレースとなりそうです。
それでは、今週の
菊花賞出走馬を人気上位から確認をしていきましょう。
現在1番人気が予想されるのは、前走
セントライト記念を制した
ガイアフォース(牡3・栗東・杉山晴厩舎)です。春シーズンは順調に使えませんでしたが、夏を越えてようやく本格的に能力開花。7年前に
菊花賞を制している父
キタサンブラックのように、
セントライト記念からの連勝となるのでしょうか。
対するはダービー3着&前走
セントライト記念2着の
アスクビクターモア(牡3・美浦・田村厩舎)。GII・
弥生賞では
ドウデュースにも勝利しており、ひと叩きした今回は変わってきそうな感じがあります。
さらには、2歳時にGI・
ホープフルSで2着した実績のある
ジャスティンパレス(牡3・栗東・杉山晴厩舎)。
ガイアフォースと同厩舎ですが、この馬も前走GII・
神戸新聞杯1着と絶好のローテで挑みます。
その他にも、
ボルドグフーシュ(牡3・栗東・宮本厩舎)、
ヴェローナシチー(牡3・栗東・佐々木厩舎)、
ドゥラドーレス(牡3・美浦・宮本厩舎)、
プラダリア(牡3・栗東・
池添学厩舎)など、チャンスのありそうな伏兵が多数参戦。予想する側も難解なレースとなることは間違いないでしょう。
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それでは10月21日(金)に出た『
菊花賞』調子偏差値速報をお届けしましょう。
現在1番人気が予想される
ガイアフォースは、偏差値72での3位。前走の
セントライト記念時よりは若干下がりました。
一方、2番人気想定の
アスクビクターモアは偏差値75で2位。こちらはひと叩きして前走
セントライト記念から偏差値アップ。この2頭の比較では、前走から数値が逆転しています。
続いて3番人気予想の
ジャスティンパレスは、偏差値68で7位。この馬は70があまり出ないタイプですが、前走の
神戸新聞杯よりはアップしています。
しかし、一番気になるのは人気馬2頭を押さえ偏差値75で1位になっている馬。現時点で2ケタ人気となっており、穴党の方も見逃せませんね。
さて、あなたの本命馬はどんな偏差値となっているのか…。一度『調子偏差値』をチェックしてみてはいかがでしょうか?
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