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【菊花賞】2着ボルドグフーシュ 最速の末脚もわずか届かず…吉田隼悔しさ隠せず

スポニチ
  • 2022年10月24日(月) 05時30分
 どっちだ!ゴール前は息をのむ攻防。上がり最速の脚で追い込んだボルドグフーシュの末脚はわずかに届かなかった。検量室前でひと息ついた吉田隼は「大きな鼻差ですね」と切り出して、言葉を継いだ。「リズム良くのイメージ、3角で(前が)開けた時に一気に追い上げていったけど4角で勝ち馬にセーフティーリードを取られた。それでも、よく追い上げました。悔しいですけど馬を褒めてあげたい」と相棒を称えた。

 管理する宮本師は17年クリンチャー以来の菊花賞出走で当時も今回も2着。29度目のJRA・G1挑戦で初勝利はならなかった。「“神様はまだ僕にG1を獲るな”ということなのかな。いい状態で出せましたし、よく走っています」と悔しそうな表情を浮かべた。次走は未定ながら、これで6走連続上がり最速。鋭い決め手は未来を切り開く大きな武器となる。

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