23日、
ディープインパクト産駒の
アスクビクターモア(牡3、美浦・
田村康仁厩舎)が阪神競馬場で行われた
菊花賞(3歳・牡牝・GI・芝3000m)を勝利。これにより
ディープインパクト産駒は、初年度から12世代連続での国内クラシック制覇を達成。
サンデーサイレンス産駒と23勝で並んでいた国内クラシック競走最多勝記録を塗り替え、1位となった。
国内クラシック競走を制覇した
ディープインパクト産駒は以下の通り。
■2011年
マルセリーナ(
桜花賞)
■2012年
ジェンティルドンナ(
桜花賞・
オークス)
ディープブリランテ(
日本ダービー)
■2013年
アユサン(
桜花賞)
キズナ(
日本ダービー)
■2014年
ハープスター(
桜花賞)
■2015年
ミッキークイーン(
オークス)
■2016年
ディーマジェスティ(
皐月賞)
シンハライト(
オークス)
マカヒキ(
日本ダービー)
サトノダイヤモンド(
菊花賞)
■2017年
アルアイン(
皐月賞)
■2018年
ワグネリアン(
日本ダービー)
フィエールマン(
菊花賞)
■2019年
グランアレグリア(
桜花賞)
ラヴズオンリーユー(
オークス)
ロジャーバローズ(
日本ダービー)
ワールドプレミア(
菊花賞)
■2020年
コントレイル(
皐月賞・
日本ダービー・
菊花賞)
■2021年
シャフリヤール(
日本ダービー)
■2022年
アスクビクターモア(
菊花賞)
22日には、最終世代となる2歳馬
オーギュストロダン(
Auguste Rodin)がフューチュリティトロフィー(英G1)を勝利し、産駒全世代でGI馬が誕生。同馬は現地ブックメーカーによると、来年の英ダービーにて単勝1番人気に支持されている。今後も
ディープインパクトが残した子供たちの活躍に要注目である。