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2016年日本ダービー馬マカヒキが現役引退 レックススタッドで種牡馬入り 友道調教師「本当に偉い馬」

スポーツ報知
  • 2022年10月25日(火) 14時00分
 2016年の日本ダービー馬、マカヒキ(牡9歳、栗東・友道康夫厩舎父ディープインパクト)が近日中に競走馬登録を抹消し、現役を引退することが10月25日、分かった。今後は北海道日高郡新ひだか町のレックススタッドで種牡馬となる。友道調教師が明らかにした。

 同馬は2015年10月にデビュー。翌16年春に無敗で報知杯弥生賞を制し、皐月賞こそ2着に敗れたが、続く日本ダービーサトノダイヤモンドを鼻差で競り落とし、初のG1タイトルを手にした。今や現役最多のダービー3勝を挙げる友道調教師だが、これが初勝利だった。

 同年秋はフランスへ遠征。ニエル賞こそ勝ったが、凱旋門賞は14着だった。その後、古馬になってからは勝ち切れなかったが、2021年の京都大賞典では約5年1か月ぶりの復活V。ダービー馬の劇的な勝利が話題を呼び、一線級での息の長い走りが多くの競馬ファンに愛された。今年8月の札幌記念(16着)がラストランとなった。

 通算成績は28戦6勝(海外2戦1勝含む)。総獲得賞金は6億3978万6600円(同971万1600円含む)。

 友道調教師「今のうちの厩舎がいいサイクルで回っているのは、マカヒキでダービーを取らせてもらったことが一番大きいと思います。古馬になってから京都大賞典しか勝てませんでしたが、何より脚元に全く問題がなかった。その点は本当に偉い馬だと思います。これが今後は子供たちに伝わってくれれば、と思っています」

スポーツ報知

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