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【POG】野中師が初陣Vを意識!グレンは12日阪神デビューへ(栗東発)

デイリースポーツ
  • 2022年11月05日(土) 10時46分
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 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。



 10月29日のアルテミスSはハイレベルなメンバーがそろい、見応えがある一戦だった。勝ったのはナミュールの半妹ラヴェル(牝、矢作)。発馬はひと息だったが、道中は後方で脚をため、直線に入るとメンバー最速の上がり3F33秒0の末脚で差し切りVを決めた。レース後は放牧へ。次走は阪神JF(12月11日・阪神、芝1600m)を予定している。断然の1番人気だったリバティアイランド(牝、中内田)は惜しくも2着。道中は馬込みで我慢が利いていたが、直線で前が詰まって追いだしを待たされるロスが響いた。それでも外へ持ち出してからは鋭い伸び脚で猛追。能力の高さは示した。こちらもレース後は放牧へ。次走についてはまだ発表をされていないが、阪神JFが有力だ。

 勝ち馬から6着馬まで0秒4差以内の大接戦。3着アリスヴェリテ(牝、中竹)、4着デインバランス(牝、杉山晴)、5着マラキナイア(牝、吉岡)、6着ディナトセレーネ(牝、美浦・尾関)の今後の成長にも注目していきたい。



 次週は本社杯のデイリー杯2歳S(12日・阪神、芝1600m)が行われる。ここでは有力馬2頭の1週前の様子をお伝えしたい。

  10月23日の東京未勝利戦(芝1600m)を勝ったクルゼイロドスル(牡、高橋忠)は和田竜Jで参戦予定。父は自身が管理をしてG12勝を挙げたファインニードル。産駒での厩舎初勝利でもあり、大きな期待を寄せている一頭だ。「まだ口向きなどに課題はありますが、一戦ごとに乗りやすくなっています。前走はゲート裏でイレ込んでいましたので、今度もその点がどうかですね」と課題をあげながらも「父、母のいいところを受け継いでいる感じですし、(前走の鞍上の)M・デムーロJは『上でも通用する』と言ってくれました。重賞でどこまでやれるか楽しみです」と期待を寄せた。 

 ショーモン(牡、橋口)は引き続き、横山武Jで参戦。9月の札幌未勝利戦1着以来になるが、2日のCWでn1週前追い切りで素晴らしいパフォーマンスを披露。黄菊賞(13日・阪神、芝2000m)を予定する僚馬フライヤートゥルー(2歳1勝クラス)を相手に半馬身先着を決め、6F79秒5-36秒8-11秒9の好時計をたたき出した。師は「めちゃくちゃ動きましたね」とベタ褒めだ。「以前よりも落ち着きが出て、精神面で成長を感じます。カイ食いが良く、馬体もしっかりしてきました。能力は高く、重賞でも通用すると思います」と力を込めた。

 

 次週の注目新馬は12日の阪神芝1600mを予定するグレン(牡、野中、父Union Rags母Purely Hot)。師は「ケイコはやれば動きそうな感じ。軽くていいキャンターをするし、心臓もいい。能力も高そう」と初陣Vを期待した。(馬三郎栗東支局・塩手)

提供:デイリースポーツ

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