現地時間11月4日から5日にかけて、アメリカのキーンランド競馬場でブ
リーダーズカップが行われた。結果の概要は下記の通り。
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BCクラシック(3歳上、ダ2000m)
優勝馬は
フライトライン(牡4、
Flightline)。出走馬8頭すべてがG1馬というメンバーの中で圧倒的支持を集めていた。
ライフイズグッドが先行し、1600m通過時点ですでに今年のBCダートマイルの勝ち時計を上回るペース。これを楽々と追走し、後続に8.1/4馬身差をつけての圧勝を飾った。現地の実況では米国の歴史的名馬セクレ
タリアトの名前を出すシーンも見られた。
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BCターフ(3歳上、芝2400m)
優勝馬は
レベルスロマンス(セ4、
Rebel's Romance)。昨年のUAEダービー(首G2)覇者で、今年6月からは連勝街道に乗り8月のベルリン大賞(独G1)、9月のオイロパ賞(独G1)に続いてG1・3連勝を果たした。2着にR.ムーア騎乗が手綱を執る
ストーンエイジ、地元の芝路線で活躍する5歳牝馬
ウォーライクゴッデスが馬群を割って3着に入線した。また、当レースでラストランを表明していた
ミシュリフは4着となった。
■BCディスタフ(3歳上牝、ダ1800m)
優勝馬はマラサート(牝4、
Malathaat)。
父Curlin、
母Dreaming of Julia、母の
父A.P. Indyという血統。昨年のケンタッキー
オークス馬で、今年8月から米G1を連勝中。勢いのままにG1・3連勝で通算6つ目のG1タイトルを獲得した。
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BCマイル(3歳上、芝1600m)
優勝馬は
モダンゲームズ(牡3、
Modern Games)。昨年のBCジュ
ベナイルターフ(米G1)、今年の仏2000ギニー(仏G1)とウッドバインマイル(加G1)に続くG1制覇を果たした。10月15日にイギリスの
アスコット競馬場でクイーンエリザベス2歳S (英G1)2着となっており、中2週でアメリカ遠征を敢行、見事に戴冠を果たした。
■BCス
プリント(3歳上、ダ1200m)
優勝馬はエリート
パワー(牡4、
Elite Power)。圧倒的な支持を集めた
ジャッキーズウォリアーが
シーズィーロケットと最終直線で熾烈な争いを繰り広げる中、外から勢いよく差し切った。2着に
シーズィーロケット、3着に
ジャッキーズウォリアーが入線。
■BCフィリー&メアターフ(3歳上牝、芝1900m)
優勝馬は
チューズデー(牝3、
Tuesday)。今年の英
オークス馬が2つ目のG1タイトルを獲得した。最終直線で抜け出した
インイタリアンが押し切るムードの中、ラスト1ハロンで鋭い末脚を繰り出して一気に飲み込んで戴冠。H.ドイル騎手が手綱を取る今年の仏
オークス馬
ナシュワは4着となった。
■BCダートマイル(3歳上、ダ1600m)
優勝馬は
コディーズウィッシュ(牡4、Cody’s Wish)。前走の
フォアゴーS (米G1)に続きG1連勝を飾った。4コーナー手前で
サイバーナイフが早めに仕掛け、これに追随。直線では一進一退の激しいデッドヒートを繰り広げ、ゴール手前で
コディーズウィッシュに軍配が上がった。
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BCターフス
プリント(3歳上、芝1100m)
優勝馬は
カラヴェル(牝5、
Caravel)。
Mizzen Mast産駒の芦毛馬。好発から果敢に先手を奪い、最終直線でも脚は衰えず2着馬エマラー
ティアナを振り切った。ゴール前で鋭い末脚を繰り出し猛追した
クリエイティブフォースが3着入線。前年覇者
ゴールデンパルは10着となった。
■BCフィリー&メアス
プリント(3歳上牝、ダ1400m)
優勝馬はグッドナイトオリーブ(牝4、
Goodnight Olive)。デビュー戦2着以降快進撃を続け、6連勝でG1連勝を飾った。2着馬は昨年の米国2歳女王
エコーズールー。日本からは
チェーンオブラブが参戦し10着となった。
■BCジュ
ベナイルターフ(2歳、芝1600m)
優勝馬は
ヴィクトリアロード(牡2、
Victoria Road)。父
サクソンウォリアー、
母Tickled Pink、母の父Invincible Spiritという血統。父は
ディープインパクト産駒で、現役時代に英G1を2勝している。
■BCジュ
ベナイル(2歳、ダ1700m)
優勝馬は
フォルテ(牡2、
Forte)。父
Violence、
母Queen Caroline、母の父
Blameという血統。9月の
ホープフルS(米G1)、10月のブ
リーダーズフューチュリティ(米G1)を連勝しており、今回でG1・3連勝となった。デビューから無傷3連勝中で圧倒的支持を集めていたケイヴロックは2着。
■BCジュ
ベナイルFターフ(2歳牝、芝1600m)
優勝馬はメディテイト(牝2、
Meditate)。アイルランドの名門A.オブライエン厩舎の管理馬。今年9月に愛英のG1で連続2着となっており、今回が待望のG1初制覇となった。鞍上はR.ムーア騎手。
■BCジュ
ベナイルF(2歳牝、ダ1700m)
優勝馬はワンダーホイール(牝2、
Wonder Wheel)。父
Into Mischief、
母Wonder Gal、母の
父Tiz Wonderfulという血統。母は米G1で2度の2着がある実績馬。前走のアルシバイアディーズS(米G1)に続きG1連勝を飾った。