現地時間7日、無敗で引退した
フライトライン(牡4、
Flightline)の所有権2.5%が、米・キーンランド社のノベンバーセールに出品。460万ドル(約6億7000万円)で
クールモアに落札されたことが分かった。同日、『At The Races』が報じている。
種牡馬入りが予定されているレーンズエンド
ファームと、
オークションを主催するキーンランド社の協力で今回のセリが実現。所有権2.5%に460万ドルの値がつけられたことにより、同馬の種牡馬価値は1億8400万ドル(約270億円)にのぼると考えられる。
フライトラインは
父Tapit、
母Feathered、母の
父Indian Charlieという血統。
昨年4月のデビュー戦を勝利すると続く条件戦も快勝。昨年12月の
マリブS(米G1)でG1初制覇を果たした。その後は後脚を痛めるアク
シデントがあったものの、復帰戦のGIレースを勝利。今年3月のパシフィッククラシックS(米G1)では2着に19.1/4馬身差の圧勝劇を見せた。今月、キーンランド競馬場で行われた
BCクラシック(米G1)制覇し、引退が決定した。通算成績はG1・4勝を含む6戦6勝。合計で後続につけた着差は71馬身となった。