前走
毎日王冠はゲート内で突進し、外枠発走というアク
シデントがありながら3着だった
ダノンザキッド(栗東・安田隆行厩舎)。今回はその制裁措置で発走調教の再審査が課せられたが、これは11月4日に無事クリア。今朝9日は次走予定の
マイルCS(11月20日・阪神芝1600m)に向けた1週前追い切りが行われている。
レースでもコンビを組む
北村友一騎手が跨り、CWで単走。1頭だったこともあり、道中の走りはゆったりと見えたが、すごく雰囲気を感じる走り。3コーナーから4コーナーを抜けてくるスピード感も上々で、最後の直線に向く仕草もスムーズだった。
時計は6F80.8〜5F65.6〜4F51.2〜3F36.7〜2F22.7〜1F11.3秒。正直、こんなに時計が出ているように見えなかったが、それは安田隆行調教師も同じだったよう。
「テンの入りが遅いんじゃないかなと心配したんですが、ゴール後に表示された時計を見て、正直驚きました。あれだけ楽な走りで最後は11.3秒ですし、ジョッキーも『まだ余裕がありました』とのこと。うん、良くなっています」と陣営も満足の1週前追い切りということになったようだ。
(取材・文:井内利彰)