昨年、一昨年に続き阪神競馬場で行われる牝馬限定GI競走。今年、距離適性を考慮された
ソダシの名前こそないが、オールエイジの牝馬限定GI競走としては春の
ヴィクトリアマイルと肩を並べる最高賞金レースらしい豪華メンバーとなった。舞台となる2200mコースは
秋華賞が行われた2000mと同じ内回りコース。スタート地点がスタンド前から、外回りコースの4角出口付近へと下げられることになる。同じ阪神コースを使用した
秋華賞組からの参戦は【0-1-0-6】。これらを含め、過去10年で3歳馬は【2-4-2-27】。古馬混合の定量GI競走だけに、やや古馬勢は優勢か。
◎
ウインマリリンは
日経賞や
オールカマーなどGII競走を3勝。距離適性、馬の個性などを尊重し、
天皇賞・春にも出走して5着。前走
札幌記念は
天皇賞・秋4着
ジャックドール、同2着
パンサラッサに迫る3着だった。
エリザベス女王杯は3年連続の出走となり一昨年は9番人気4着。昨年は3番人気16着だったが、レース後にジョッキーが下馬するシーンも。今年は背水の陣で挑む。
〇
ナミュールは
チューリップ賞に勝ち、
桜花賞は1番人気。
秋華賞2着、
オークス3着と世代を代表する1頭だ。春シーズンはゲートに不安を抱え、また小柄な馬だったために馬体重の維持に苦労していたようだが、20kg増えた体重で
秋華賞2着には明るい将来が垣間見える。
▲
デアリングタクトは一昨年の三冠牝馬で
ジャパンカップは3着。長期休養を経ての今シーズン、
宝塚記念では勝った
タイトルホルダー、2着
ヒシイグアスと遜色のない上がりタイムを記録して3着。復活を予感させただけに前走
オールカマーは外々を回って追い上げた脚に見どころはあったが、馬場状態の良いインコースを通った馬たちに及ばず、伸びを欠いた。相性の良い阪神コースで巻き返しを期待したい。
△
マジカルラグーンは愛
オークス馬。種牡馬として日本に輸入された
ノヴェリストの半妹で、半兄
マツカゼも競走馬として輸入されている。2歳8月に芝マイルG3に勝ち、今シーズンは
ロイヤルアスコット開催のG2リブルズ
デールS(芝11ハロン)に勝ち、愛
オークスは早め先頭から押し切った。
ガリレオ産駒で母の父は
イルドブルボン直仔の
ラグナス。重厚な血統だが、その能力は無視できない。
秋華賞を勝って挑む△
スタニングローズと、R.ムーア騎手を迎えた△
アンドヴァラナウト、△
ウインキートスらも差はない印象を受ける。