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【ジャパンカップ】栗東レポート ボッケリーニ(浜中俊騎手)

ラジオNIKKEI
  • 2022年11月23日(水) 17時19分
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11月27日(日)に東京競馬場で行われる第42回ジャパンカップ(GI)に出走を予定しているボッケリーニ(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎)について、浜中俊騎手の追い切り後の共同記者会見でのコメントは以下の通り。

「前走の京都大賞典は2着でしたが、馬もしっかり走ってくれて、秋初戦としては悪くなかったかなと思います。目黒記念から間隔もあきましたし、秋初戦ということもあって、それほど目一杯仕上がっている状態では無かったと思います。

1週前の追い切りは、CWで併せ馬をして、最後の直線はしっかり追ったのですが、動きと反応がちょっと物足りないかなというのがありました。先週の追い切りがそういう感じでしたので、今週の追い切りも自分が乗りたいとお願いしました。今週は、先週追い切ったことで、反応も動きもかなり良くなって、非常に満足しています。

今週の追い切りも併せ馬でしたが、池江泰寿調教師からは、ラストの直線は、しっかりやるか、それほどやらないか、自分で判断してほしいという話がありました。手応えある動きをしてくれたので、いい動きだったと思います。気持ちがピリッとしましたね。馬自身からハミを取っていく姿勢もきょうは非常に感じましたし、そのぶん、反応だったり、動きの素軽さというのもきょうの追い切りではグンと上がったので、前走の時と比較しても今回の方がしっかりと動ける態勢だと思います。

それほど(状態に)波があるタイプでは無いと思うのですが、もともと調教もすごく目立って動くタイプでも無いですし、波が少なく状態をキープしていると思いますが、その中でも今回は目黒記念の追い切りと近い、いい状態だなと感じています。レースがどんどん上手になってきたと感じます。

ちょっと口向きの難しいところはあるのですが、そういう部分もだいぶ改善されてきました。なので、どういうレースの形でも対応しやすいです。そういうところが一番の持ち味だと思います。

目黒記念も勝っていますし、東京コース、2000m以上の距離で実績をあげていますので、東京の芝2400mは相性のいいコースだと思っています。初めてのGIになりますが、重賞も勝って、下地を積んで、いよいよGIに挑戦ということで、外国馬もいたり、日本からも強い馬がいたりして、当然メンバーは強いですが、力をつけてきたボッケリーニでどこまで戦えるかという期待は大きいです。

レースのイメージは、枠順が出たりしてからさらに考えていきたいですが、ボッケリーニの、ボッケリーニらしいレースが出来ればいいと思っています。

ジャパンカップは、外国馬の参戦が普段のレースとは違いますし、乗っているジョッキーも、日本によく短期免許で乗りに来ているなじみのある外国人ジョッキーもいれば、その時初めて見るジョッキーもいますし、普段と違う人馬がレースで一緒に走るというところはちょっといつもと違うのかなと、そういう部分は感じますね。

(1着の本賞金が4億円であることについて)プロスポーツ選手として賞金を稼ぐことはとても大事なことなので、騎手としては、馬の力を十分に引き出して、関係者が多く携わる世界ですから、そういう皆さんと喜びを分かち合える結果を得られるように、自分が出来ることをしっかり集中してやりたいなとは思っています。今週の追い切りの感触も非常に良かったですし、無事にレース当日を迎えて、自分もしっかりと準備を進めて、エキサイティングな、迫力のあるレースをお届けできればいいなと思っています」

(取材:三浦 拓実)

ラジオNIKKEI

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