11月27日に東京競馬場で開催される
ジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)に出走を予定する外国馬4頭の調教状況および関係者コメントが25日、
JRAのホームページ上で発表された。
【1枠1番】
シムカミル(牡3、S.ワッテル厩舎)
レース本番で手綱を執るG.ブノワ騎手が騎乗した。調教時間は7時38分から7時49分。ダートコースにてダク右回りで半周、キャンター左回りで4分の3周を消化した。
■同馬を管理するS.ワッテル調教師のコメント
「昨日はやや強めの運動でしたので、今朝は軽い運動にとどめました。その後、装鞍所とパドックをスクーリングして、馬は少しナーバスでしたが、本国でもレース前はそういう感じなので問題ありません。
枠順について、今年のレース展開に向いた所ではないかと考えています。明日はいつも通りのキャンターを行う予定です」
■G.ブノワ騎手のコメント
「昨日の調教からの回復も良く、今朝乗った感触も良かったです。枠順は良い所だと思いますし、乗りやすい馬ですので、どのようなレース展開にも対応できるでしょう」
【1枠2番】
オネスト(牡3、仏・F.シャペ厩舎)
調教時間は7時38分から7時49分。厩務員が騎乗し、ダートコースにてダク右回りで半周、キャンター左回りで4分の3周を消化した。
■同馬を管理するF.シャペ調教師のコメント
「今朝はストレッチ程度の運動でしたが、全て順調です。装鞍所とパドックをスクーリングしましたが、こうした大きな競馬場やレースでは下見をするのが重要ですし、馬も物見をするところはありましたが、しっかりこなしていました。
枠順については、スタートがあまり速い馬ではないので、もう少し中寄りが良かったのですが、大丈夫だと思います。明日は今日と同じようなメニューの予定です」
【3枠5番】
グランドグローリー(牝6、G.ビエトリーニ厩舎)
調教時間は8時2分から8時12分。調教助手が騎乗し、ダートコースにてダク右回りで4分の1周、キャンター右回りで4分の3周を消化した。
■同馬を管理するG.ピエトリーニ調教師のコメント
「今朝は軽めのキャンターで、身体をほぐす程度の内容でした。集中力も増してきて、毛ヅヤも良く、昨年よりも良い状態だと思います。
装鞍所とパドックについても、細かいところまで確認することができました。
枠順については、中団につけることができそうなので、良いレースになるでしょう。明日はキャンターで調整する予定です」
【4枠7番】
テュネス(牡3、P.シールゲン厩舎)
レース本番で手綱を執るB.ムルザバエフ騎手が騎乗した。調教時間は7時51分から7時59分。ダートコースにてキャンター左回りで1周、ギャロップ左回りで4分の1周を消化した。
■同馬を管理するP.シールゲン調教師のコメント
「今日はキャンターから直線でギャロップしました。馬も楽しそうに走っていましたし、状態には満足しています。装鞍所とパドックをスクーリングしましたが、馬は落ち着いてこなしていました。
枠順についても満足ですし、レース展開もこの馬に向いたものになるではないかと思います。明日はダク程度の運動の予定です」
■B.ムルザバエフ騎手のコメント
「今朝も騎乗して、少し速めの内容でしたが、昨日よりも感触は良く、全て順調です」
(
JRAのホームページによる)