12月4日に行われるG1・
チャンピオンズカップ(中京ダート1800メートル)に出走を予定しているハピ(牡3=大久保)が、偉業を狙う。
ハピは父
キズナ、
母クイーンパイレーツ(母の
父キングカメハメハ)の血統で通算7戦3勝。デビュー3連勝以降、勝ち星から遠ざかっているが、重賞で好走を続け、大舞台に駒を進めた。
日本で登録できる馬名は2文字以上9文字以内となっている。ハピの馬名の由来は「古代エジプトの男神」。
グレード制が導入された1984年以降、2文字馬名の馬がG1を制したのは、93年
桜花賞、
オークスで2冠牝馬に輝いた
ベガだけだ。
グレード制導入前の53年には
天皇賞・春を牝馬のレダが勝利している。
ハピに騎乗するのは
横山典弘。
JRAでは02年
天皇賞・秋を
シンボリクリスエスで制した岡部幸雄の53歳11カ月が騎手の史上最年長G1勝利となっており、54歳9カ月の横山典がハピを1着に導けば、もう1つの偉業も達成される。
スポニチ